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Ｘｘｘ分割ファイルの結合の方法
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■はじめに

    「Ｘｘｘ分割ファイルの結合の方法」を公開いたします。
    これを元にＸｘｘ結合プログラムを作成して頂くのは、
    もちろん自由です。また、あなたのソフトウェアに組み込み、
    それを公開して頂くのも自由です。


■Ｘｘｘ分割ファイルの構成

    +------------------------------+
    | ヘッダー(3872バイト)         |
    +------------------------------+
    | 分割された元ファイルのデータ |
    +------------------------------+
    | フッター(2バイト)            |
    +------------------------------+


■Ｘｘｘ分割ファイルのヘッダー部分

    struct TXxxHead
    {
        char    Secret0[3561];      //この部分は全ファイル共通の値である
        char    OrgName[279];       //元のファイル名('\0'終端文字列)
        u64     FileSize;           //元のファイルサイズ(バイト)
        u64     UnitSize;           //分割サイズ(バイト)
        u32     Secret1;
        u32     Secret2;
        u32     Secret3;
        u32     SplitNo;            //分割番号(０から＋１づつ)
    };


■Ｘｘｘ分割ファイルのフッター部分

    struct TXxxFoot
    {
        u16     FileSum;
    };


■型の意味

    u8      unsigned  8ビット整数
    u16     unsigned 16ビット整数(リトル・エンディアン)
    u32     unsigned 32ビット整数(リトル・エンディアン)
    u64     unsigned 64ビット整数(リトル・エンディアン)
    s64     signed   64ビット整数(リトル・エンディアン)


■ファイル分割数の求め方

    //ファイル分割数を返す
    u32 GetSplitNum(void)
    {
        s64 unit;
        if (UnitSize == 0)
            return 1;
        s64 unit = UnitSize - 3874;
        return (u32)((FileSize  + unit - 1) / unit);
    }

    例
        GetSplitNum() の戻り値が４の時、
        SplitNo は０〜３が存在するはずである。
        逆に０〜３がそろっていなければ結合できない。


■手順１  Ｄ＆ＤされたファイルＡのチェック

    Ｄ＆ＤされたファイルＡの Secret0 値を確認する。
    (Secret0 値は全ファイル共通値なので他の分割ファイルを参照するとよい)
    もしこの値が１バイトでも違えば、それはＸｘｘ分割ファイルでない。
    よって、結合できない。


■手順２  ファイルＡの分割仲間を探す

    ファイルＡと同じディレクトリにある全ファイルを調べる。
    Ｘｘｘ分割ファイルのヘッダーの Secret0 から Secret3 までの
    値が全て同値ならば、それは分割仲間ファイルである。

    SplitNo に分割番号(０からの値)が格納されている。
    ファイル分割数は GetSplitNum() で求められる。
    この分割数分のファイルが探索されるはずである。

    分割数に足りなければ、結合することができない。

    Ｘｘｘ分割ファイルが同じディレクトリにコピーされていると、
    分割数分を超えて検索されることがある。
    この場合のサポートが必要である。
    具体的には、同じファイルのどれか１つを取捨すれば良い。  


■手順３  分割ファイル群をチェックする

    [分割された元ファイルのデータ](Ｘｘｘ分割ファイルの構成参照)
    のサイズを求めるには、次式を使う。

    [元ファイルのデータ]のサイズ = その分割ファイルのサイズ - 3874

    この[分割された元ファイルのデータ]をサイズ分、
    １バイトづつ加算した値と FileSum(フッター) が等しければ、
    ファイルは正常である。

    例

    u8 *data = 元ファイルのデータ;
    u64 size = その分割ファイルのサイズ - 3874;
    u64 i;
    u16 sum = 0;
    for (i = 0; i < size; ++i) {
        sum += (u16)data[i];
    }
    if (sum != FileSum) {
        →分割ファイル破壊エラー
    }


■手順４  結合後のサイズをチェックする

    [分割された元ファイルのデータ]のサイズを分割数分、足しこんだ値が、
    FileSize(ヘッダー) と同じならＯＫ。


■手順５  結合する

    [分割された元ファイルのデータ]を SplitNo(分割番号) 順につなげたものが、
    結合後のファイルである。

    元ファイル名は、ヘッダーの OrgName[279] に格納している。

    以上で結合終了。

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                                                          Xxx分割 by Game Kits